たおく法律事務所

自宅に車で衝突され、損傷個所だけでなく周辺部の修理費用も獲得した事案

お問い合わせはこちら 相続のご相談はこちら

自宅に車で衝突され、損傷個所だけでなく周辺部についても修理費用を獲得した事案|たおく法律事務所

自宅に車で衝突され、損傷個所だけでなく周辺部についても修理費用を獲得した事案|たおく法律事務所

2023/08/29

呉市で交通事故被害の救済に注力する弁護士の田奧です。
  今日は、自宅に車で衝突され、損傷個所だけでなく周辺部についても修理費用を獲得した事案を紹介します。

【ケース】

  依頼者は、深夜、自宅内で寝ていたところ、自宅前道路を直進していた相手車が居眠りから目覚め、びっくりして急ハンドルを切り、自宅擁壁と自宅駐車場に駐車していた自車に衝突されました。
  今日紹介するのは、この事故の自宅修理費用の部分です。
  当初、依頼者は、自分で修理業者を探して見積もりを取らせ、保険会社と交渉していました。
  しかしながら、修理業者は、外壁の一部のみの修理だと外観を損ねるという理由で、すべての外壁を修理する見積もりを出しており、保険会社が否認しました。
  依頼者は、当事務所に相談しました。

【当事務所の対応】

  当職は、依頼者の自宅に行き、外壁の状況を観察しました。
  そうしたところ、すべての外壁を修理しなくとも、損傷個所の周辺の相当程度の部分だけを修理すれば、外観を損ねないという判断に至りました。依頼者に相談したところ、それで構わないとのことでした。
  当職は、再び現地に行って修理業者に修理範囲を指定し、再度の見積もりを依頼しました。
  ところが、修理業者が再度作った見積もりは、当職の意向を反映していないものでした。
  そこで、当職は、信頼のおける一級建築士が所属する工務店に見積を依頼しました。
  当職は、保険会社と粘り強く交渉しました。

【結果】

   その結果、保険会社も納得し、損傷個所とその周辺部部についての修理費用を獲得しました。
   当初保険会社が認定していた修理費用は175万円でしたが、最終的に310万円の修理費用を獲得しました。

【ポイント】

   弁護士に依頼することで、外観を損ねないように、損傷個所だけでなく、その周辺部分についても修理費用を獲得できる場合があります。
   弁護士に委任することで、損害賠償額は、倍率にして1.7倍、金額にして135万円増額できる場合があります。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。