むち打ちの治療後、裁判所の基準で慰謝料等の損害賠償金を獲得した事案|たおく法律事務所
2024/04/17
呉市で交通事故被害の救済に注力する弁護士の田奧です。
今日は、むち打ちの治療後、裁判所の基準で慰謝料等の損害賠償金を獲得した事案を紹介します。
【ケース】
依頼者は、自車を運転して片側一車線の道を時速30キロメートル程度で走行中、左側路外から出てきた相手車前面に自車左側面を衝突されました。
依頼者は、事故後1週間程度で、当事務所に相談しました。
【当事務所の対応】
依頼者は、頻回にリハビリに通院することが難しく、何度か、保険会社からの治療経過についての問い合わせがありました。
当事務所は、相手方保険会社に治療の経過を報告しながら、6か月の治療期間を確保しました。
当事務所は、治療終了後、相手方保険会社と示談交渉し、裁判所の基準で慰謝料等の損害賠償金を獲得しました。
【結果】
示談の交渉の結果、依頼者は、治療費等を除いた獲得額で、68万円程度の損害賠償金を獲得することができました。
自賠責の基準では、治療費を除いた獲得額は、19万円程度になる事案でした。
【ポイント】
通院の頻度が多くない被害者でも、弁護士に委任することで、裁判所の基準で慰謝料を獲得することができます。
弁護士に委任することで、治療費等を除いた損害賠償金(獲得額)は、金額にして49万円、倍率にして3.5倍以上に増額できる場合があります。