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全損車両の物損請求で、時価額を増額し、買替諸費用も獲得した事案

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全損車両の物損賠償請求で、時価額を増額し、買替諸費用も獲得した事案|たおく法律事務所

全損車両の物損賠償請求で、時価額を増額し、買替諸費用も獲得した事案|たおく法律事務所

2024/06/17

呉市で交通事故被害の救済に注力する弁護士の田奧です。
 今日は、事故で車両が全損となり、加害者保険会社と交渉で時価額の増額と、買替諸費用の認定を獲得した事案を紹介しまう。

【ケース】

 被害者は、被害車両を運転して片側二車線の高速道路の左側車線を時速80㎞くらいで直進中、後続の加害車両に突然追突されました。被害車両は1回転3/4スピンして停車しました。
 被害車両は、全損となりました。
 加害者保険会社は、被害車両が10年落ち車両であったため、その時価額を新車価格の1割の17万5000円と評価して、賠償額を提示しました。
 また、買替諸費用についての言及はありませんでした。
 被害者は、納得がいかず、当事務所に相談しました。

【当事務所の対応】

 当事務所は、事故後10日程度で受任しました。
 当事務所は、さっそく、被害車両の時価額の算定に着手しました。
 被害車両は、年式は古いものの、デザインが個性的で、ネット市場では相当程度高額で取引がされていました。

 当事務所は、加害者保険会社と交渉し、時価額を増額し、買替諸費用も支払うよう請求しました。

【結果】

 交渉の結果、時価額は約41万円、買替諸費用は約4万円で示談ができました。
 依頼者が自分で交渉していれば、時価額は17万5000円しか獲得できず、買替諸費用は獲得できない事案でした。

タイトル

 被害車両の年式が古く、保険会社が新車価格の1割を時価額と提示している事案でも、弁護士に委任することで、ネット市場価格を時価額と認定することができます。
 被害車両が全損となり、次の車に乗り換えた時には、弁護士に委任することで、買替諸費用を合わせて請求できます。
 弁護士に委任することで、被害車両全損の場合の物損賠償請求は、金額にして275,000円、倍率にして2.5倍以上に増額できる場合があります。

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