事故直後から受任して治療に専念できた事案
2020/11/02
呉市で交通事故被害の解決に注力する弁護士の田奧です。
今日は,交通事故直後から受任して,事故初期からの保険会社とのやり取りをすべて弁護士が行い,治療に専念していただいたうえで適切な損害賠償金を獲得した事案を紹介します。
【ケース】
この事件は,被害者が原付を運転して片側一車線の道を走行中,交差点手前の信号で停止し,青信号になったので発信したところ,右方向から黄→赤で交差点内に入ってきた相手車にはねられ,右鎖骨を骨折したというものです。
【当事務所の対応】
当事務所は,事故直後に受任しました。
当事務所は,事故当初から,相手保険会社との,すべての交渉の窓口になりました。相手方保険会社は,事故当初から治療費の一括対応をしていましたが,治療費を打ち切る機会をうかがっている様子でした。
事故後6か月の時点で,相手方保険会社は,そろそろ症状固定と考えている様子でした。しかしながら,この時点で,被害者は,右肩の可動域が大きく制限されており,これを改善するための手術が必要な状況でした。当事務所は,相手方保険会社と交渉し,手術費用の支払いに応じてもらいました。
当事務所は,その後も相手方保険会社と交渉し,可動域改善のための手術後さらに約5カ月間のリハビリの治療費を獲得することができました。
その後,医師に症状固定の診断を受け,後遺障害認定の申請をし,後遺障害14級9号と認定されました。
【結果】
その後,相手方と交渉の上で示談を行い,獲得額(病院に支払った治療費は含まない)は,約400万円になりました。
【ポイント】
事故後,ただちに弁護士に委任することで,相手方保険会社との交渉をすべて弁護士に任せて,ストレスのかからない状況で治療に専念し,適切な金額の損害賠償を受ける事ができます。