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バイク事故で高次脳機能障害の傷病を負い,後遺障害認定等級7級の認定を受け,裁判所の基準で計算した示談金を獲得した案件|たおく法律事務所

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バイク事故で高次脳機能障害の傷病を負い,後遺障害認定等級7級の認定を受け,裁判所の基準で計算した示談金を獲得した案件|たおく法律事務所

バイク事故で高次脳機能障害の傷病を負い,後遺障害認定等級7級の認定を受け,裁判所の基準で計算した示談金を獲得した案件|たおく法律事務所

2021/12/01

呉市で交通事故被害の救済に注力する弁護士の田奧です。
  今日は,バイク事故により高次脳機能障害の傷病を負い,症状固定後に後遺障害認定等級7級4号と認定され,裁判所の基準で計算した示談金を獲得した事案を紹介します。

【ケース】

  被害者は,バイクを運転して離合可能な幅員の単線道を直進中,青信号で交差点内に直進進入したところ,左側から信号無視で交差点内に進入してきた相手方自動車にはねられました。
  被害者は,頭部を強打したため,事故後一週間の記憶がありませんでした。
  被害者は,約五か月間,複数の病院を転院しながら入院治療をし,その後通院してリハビリをしました。
  その際,一定程度の休業損害金の仮払いもしてもらっていました。

【当事務所の対応】

 当事務所は,事故後約2年が経過し,被害者がある程度自分で動くことができるようになってから相談を受け,受任しました。
 当事務所は,最初に,これまで仮払いしてもらっていた休業損害金のうち,本来払われるべき額との差額と未払の賞与減額損害金合計約460万円の仮払いを獲得しました。
 当事務所は,その後,休業損害金や賞与減額損害金の仮払いを請求しながら,被害者のリハビリに寄り添いました。
 被害者は,受任から約1年2カ月後に,症状固定と判断され,医師より後遺障害の診断を受けました。
 当事務所は,医師に対して,後遺障害診断書だけでなく,高次脳機能障害固有の診断書・意見書の作成を依頼しました。
 当事務所は,被害者の家族から,被害者の事故後の症状についての意見書も取り付けました。
 当事務所は,万全の体制を整えてから,被害者請求の方法で後遺障害認定等級の申請を行い,自賠法施行令別表Ⅱ第7級4号を獲得しました。
 当事務所は,その後,裁判所の基準で損害を計算し,加害者保険会社に対して損害賠償金の請求を行いました。

【結果】

 当事務所は,加害者保険会社との交渉の結果,裁判所基準に照らした場合の理論上最高額で示談することができました。
 被害者は,最終的に,治療費等を除いて約7300万円の損害金を獲得しました。
 そのうち,当事務所が受任後に獲得した金額は,約6700万円でした。

【ポイント】

 高次脳機能障害被害者は,弁護士に委任することで,適切な後遺障害認定等級を獲得することができます。
 その場合,弁護士が適切に交渉すれば,治療費を除いて約7300万円の損害金を獲得することができる場合があります。

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