駐車中に衝突され,車に修復歴が残り,示談で評価損を勝ち取った事案|たおく法律事務所
2021/12/08
呉市で交通事故被害の救済に注力する弁護士の田奧です。
今日は,駐車中に衝突され,車に修復歴が残り,示談で評価損の支払を勝ち取った事案を紹介します。
【ケース】
被害者は,被害車両を駐車場内に駐車していたところ,後方に後ろ向きで駐車していた加害車両が後退してきて,被害車両後方に衝突されました。
被害車両は,新車で購入して1年余りしか経過していなかったのに,リアフロアパンの損傷・修復により修復歴が残りました。
加害者保険会社は,被害者に対し,評価損の支払はしないと通知しました。
【当事務所の対応】
当事務所は,加害者保険会社が,被害者に対し,評価損の支払を拒絶した段階で受任しました。
当事務所は,加害者保険会社に対し,本件事故による損傷により評価損が生じたことの資料を提示し,粘り強く交渉しました。
【結果】
交渉の結果,加害者保険会社から,修理費用のほかに,車の評価損として修理費用の2割相当額である6万円を勝ち取ることができました。
【ポイント】
物損事故でも,被害車両が新しくて事故により修復歴が残るような場合,弁護士に依頼すれば,修理費用のほかに修理費用の2割程度の評価損を勝ち取れる場合があります。
交通事故被害の救済に注力する弁護士に依頼すれば,裁判によらず,示談で評価損を勝ち取れる場合があります。