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十分な治療の後,主婦休業損害等の損害について裁判所の基準で示談した事案|たおく法律事務所

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十分な治療の後,主婦休業損害等の損害について裁判所の基準で示談した事案|たおく法律事務所

十分な治療の後,主婦休業損害等の損害について裁判所の基準で示談した事案|たおく法律事務所

2022/01/13

呉市で交通事故被害の救済に注力する弁護士の田奧です。
  今日は,停車中に逆突されて頚椎捻挫の傷病を負い,症状がほぼなくなるまで治療し,主婦休業を含む損害を裁判所の基準で獲得した事案を紹介します。

【ケース】

  被害者は,駐車場内に停車中の知人の運転する車に同乗中,加害車両に逆突され,頚椎捻挫の傷病を負いました。
  いつまで治療できるという点がまず争点になりました。
  被害者は主婦で,主婦休損の額についても争点になりました。

【当事務所の対応】

  当事務所は,事故の3日後に受任しました。
  当事務所は,加害者保険会社の担当者と,十分な治療期間を確保すべく交渉しました。
  その後,当事務所は,加害者保険会社の担当者と,裁判所の基準での損害賠償額を獲得すべく,示談交渉をしました。

【結果】

  当事務所が交渉した結果,被害者は,4カ月半にわたり,症状がほぼ治癒するまで治療を継続することができました。
  当事務所が,加害者保険会社と粘り強く交渉した結果,主婦休業損害金を含めた全損害について,裁判所の基準で示談することができました。
  その金額は,治療費等を除いた獲得額が130万円,主婦休業損害金だけで約64万円になりました。

  自賠責の基準で計算すると,治療費等を除いた獲得額が95万円程度,主婦休業損害金だけで35万円程度になる事案でした。

【ポイント】

  治療の早期から弁護士に委任すると,十分な期間の治療の確保が可能になる場合があります。
  弁護士に委任すると,主婦休業損害金が約30万円,治療費を除いた獲得額全体で35万円程度の示談金の増額ができる場合があります。

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