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道路のアスファルトの陥没により自動車が損傷し、行政の責任を追及して賠償金を獲得した事案|たおく法律事務所

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道路のアスファルトの陥没により自動車が損傷し、行政の責任を追及して賠償金を獲得した事案|たおく法律事務所

道路のアスファルトの陥没により自動車が損傷し、行政の責任を追及して賠償金を獲得した事案|たおく法律事務所

2022/08/26

呉市で交通事故被害の救済に注力する弁護士の田奧です。
  今日は、道路のアスファルトが陥没していたため、自動車が損傷し、行政の責任を追及して損害賠償金を獲得した事案を紹介します。

【ケース】

  本件は、被害者が自車を運転して、10日ぶりに通る道路を走行中、アスファルトに生じていた陥没に右タイヤがはまり、ホイールに損傷が生じたという物損事故です。
  被害者は、ホイールにガラスコーティングを施すなど、車を大切にしていました。

  被害者は、行政の責任を追及しようとしましたが、行政がホイールのコーティング費用を認めず、被害者の過失を6割と主張してきたので当事務所に相談しました。

【当事務所の対応】

  道路のアスファルトの陥没にタイヤがはまるケースでは、過失割合は5:5となることが多いのですが、行政は6:4を主張していたので、その根拠を確認することから着手しました。
  そうしたところ、行政の主張に特に根拠がないことが判明しました。

  そこで、当事務所は、行政に対し、事故当日の天候、10日ぶりに通る道で穴が開いていることが予見できなかったこと等を主張しました。
  当事務所は、依頼者の意向を確認しつつ、行政に対し、示談で解決できるなら5:5で応じられるという提案をしました。

  その結果、示談が成立しました。

【結果】

  示談では、過失割合を5:5とし、被害車両の右側ホイール二本の税込み価格と、コーティング費用を損害とする合意が成立しました。

【ポイント】

  弁護士に依頼することで、道路の陥没事故で行政の責任を追及する際、有利に示談交渉を進めることができる場合があります。

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