弁護士に委任し、裁判所の基準で満額の慰謝料を獲得した事案|たおく法律事務所
2023/05/09
呉市で交通事故被害の救済に注力する弁護士の田奧です。
今日は、弁護士に委任して、裁判所の基準で満額の慰謝料を獲得した事案を紹介します。
【ケース】
被害者は、自動車を運転して片側1車線の道を直進中、対向からセンターラインオーバーで走行してきた相手車に衝突されました。
被害者は、保険会社から治療費打ち切りを通知され、今後の交渉のために当事務所に相談に来ました。
【当事務所の対応】
当事務所は、事故後5か月が経過するころ、示談交渉の段階から受任しました。
相手方には、すでに弁護士がついていました。
当職は、相手方弁護士と粘り強く交渉し、より有利な条件での示談を目指しました。
【結果】
最終的に、裁判所の基準の慰謝料の理論上最大値で示談できました。
示談金額は、治療費等を除いた獲得額で、85万円程度でした。
被害者が自分で交渉していれば、治療費等をのぞくた獲得額は65万円程度になった事案でした。
【ポイント】
相手方保険会社が弁護士に委任していても、こちらも弁護士に委任することで、裁判所の基準で適切な金額の慰謝料を獲得することができます。
弁護士に委任することで、治療を除く損害賠償獲得額は、金額にして20万円、割合にして3割増にできる場合があります。