4年落ちの国産高級車について、修復歴が残り、評価損を獲得した事案|たおく法律事務所
2023/09/11
呉市で交通事故被害の救済に注力する弁護士の田奧です。
今日は、4年落ちの国産高級車に修復歴が残り、評価損を獲得した事案を紹介します。
【ケース】
被害者は、深夜、自宅内で寝ていたところ、自宅前道路を直進していた相手車が居眠りから目覚めてびっくりして急ハンドルを切り、自宅の擁壁と自宅駐車場に停車していた自車に衝突されました。
今日紹介するのは、この事故の、車両損害の部分です。
【当事務所の対応】
当事務所は、事故後2週間程度で受任しまし、車両損害の賠償請求に着手しました。
当事務所は、まず、被害車両の修理見積を入手し、修復歴が残る修理が必要であることを確認しました。
次に、車検証では、4年落ちの車であることも確認しました。
当事務所は、保険会社と、4年落ちの国産車であるが、高級車であるので評価損が認められるべきと主張して、粘り強く交渉しました。
【結果】
その結果、修理費用の一割(10万円程度)が、修復歴として認められました。
【ポイント】
相当程度年式が古い車でも、弁護士に委任することで、修復歴について評価損を獲得できる場合があります。