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事故で高級外車に修復歴が残り、評価損を含む物損賠償金を獲得した事案

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事故で高級外車に修復歴が残り、評価損を含む物損賠償金を獲得した事案|たおく法律事務所

事故で高級外車に修復歴が残り、評価損を含む物損賠償金を獲得した事案|たおく法律事務所

2024/09/11

呉市で交通事故被害の救済に注力する弁護士の田奥です。
 今日は、事故で高級外車に修復歴が残り、評価損を含む物損賠償金を獲得できた事案を紹介します。

【ケース】

 被害者は、自車(高級外車)を運転して、片側4車線の一番左側を走行中、青信号で交差点内を直進していたところ、左側離合可能な単線道から赤信号で交差点内に直進してきた相手車の前部に、自車左後側面と後部ドア及びタイヤ付近を衝突されました。
 被害者は、事故後2週間で、当事務所に相談しました。

【当事務所の対応】

 被害車両は、初度登録から約三年が経過した高級外車でした。
 被害車両には、修理の過程で、リアフェンダーパネルをボディーから切断して、新しいパネルを溶接して取り付けたことにより、修復歴が残りました。
 当職は、加害者保険会社に対して、修理費用、代車費用、レッカー費用だけでなく、修復歴が残ったことによる評価損(各落ち損)についても請求しました。

 加害者保険会社は、被害車両が、初度登録から3年が経過していたことから、評価損の支払いに難色を示しました。
 しかしながら、当職は、被害車両が高級外車であること、修復歴が残ることを主張し、交渉しました。

【結果】

 交渉の結果、修理費用の15%の各落ち損(約15万円)を獲得しました。
 業者に支払った修理費用、代車費用、レッカー費用もすべて含めれば、物損額は、166万円程度になりました。

【ポイント】

 初度登録から約3年が経過していても、高級外車であれば、弁護士に依頼することで、修復歴について評価損を獲得できる場合があります。

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