直進と右折の事故で、直近右折の認定を受け、有利な過失割合を獲得した事案|たおく法律事務所
2024/10/11
呉市で交通事故被害の救済に注力する弁護士の田奧です。
今日は、直進車と対向右折車との事故で、直近右折の認定を受けて、直進車に有利な過失割合を獲得した事案を紹介します。
【ケース】
被害者は、250㏄のバイクを運転して片側3車線の右側を走行中,丁字路交差点に青信号で直進したところ,対向から右折してきた相手車にはねられました。
今日紹介するのは、この事故の過失割合の争点の解決経緯です。
【当事務所の対応】
被害者は、事故後約半年で、当事務所のに相談しました。
事故後半年が経過しても、過失割合についての合意ができていませんでした。
当事務所は、受任後、速やかに刑事記録の取り付けを行いました。
その結果、被害者が交差点内に進入した後に、加害車両が、右折を開始していることが明らかになりました。
当職は、加害者の保険会社と交渉し、直近右折を認めさせることができました。
【結果】
このような経緯をたどり、過失割合は、被害者:加害者=5:95で解決することができました。
加害者保険会社は、15:85を主張していた事案でした。
【ポイント】
事故後、半年間、過失割合についての合意ができなくとも、弁護士に委任することで、速やかに過失割合を決めることができます。
弁護士に委任することで、有利な過失割合を獲得することができる場合があります。