子どもが同乗中の交通事故により軽傷を負い、十分な治療の後に治癒し、適切な金額の慰謝料等の損害賠償金を獲得した事案｜たおく法律事務所

呉市で交通事故被害の救済に注力する弁護士の田奧です。
　　今日は、子どもが保護者の車に同乗中、交通事故により右膝関節打撲及び両側胸部打撲の傷病を負い、十分な治療の後に治癒し、加害保険会社から裁判所の基準で慰謝料等の損害賠償金を獲得した事案を紹介します。

【ケース】

　　被害者は、保護者の運転する車の後部座席に乗車中、自車が先行トラックから荷崩れした荷物に進路を塞がれて衝突し、右膝関節打撲及び両側胸部打撲の傷病を負いました。
　　被害者は、事故後、定期的に整形外科に通院しながら、鍼灸整骨院で施術を受けました。
　　被害者は比較的軽傷と思われましたが、相当期間、痛みを愁訴し続けました。
　　被害者は、事故後2か月程度で治癒し、保護者は、保険会社との示談交渉中に、当事務所に相談しました。

【当事務所の対応】

　　当事務所は、裁判所の基準で被害者の損害賠償金額を計算して任意保険会社に請求し、粘り強く交渉しました。
　　結果的に、慰謝料について満額の損害賠償金額を獲得して示談することができました。

【結果】

　　被害者は、最終的に、治療費等を除いて約50万円の損害賠償金を獲得することができました。
　　被害者が当初提示されていた損害賠償金は、27万円程度でした。

【ポイント】

　　子どもの事故で怪我が比較的軽傷でも、弁護士に委任することで、慰謝料等の損害賠償金を適切な金額獲得することができます。
　　弁護士に委任することで、治療費等を除いた損害賠償金額は、金額にして23万円、倍率にして1.8倍程度増額することができる場合があります。