自転車で走行中に車にはねられて骨折し、裁判所の基準で慰謝料を獲得した事案|たおく法律事務所
2024/10/28
呉市で交通事故被害の救済に注力する弁護士の田奧です。
今日は、自転車走行中に車にはねられて骨折し、治療後、裁判所の基準で慰謝料を獲得した事案を紹介します。
【ケース】
被害者は、ロードレーサーを運転して、片側一車線の道を直進中、前方交差点で右折するために後方を確認したうえで、右に寄り、走行していたところ、後続を直進していた加害車両にはねられ、骨盤骨折の傷病を負いました。
今日紹介するのは、この事故の人損の部分です。
【当事務所の対応】
当事務所は、事故後8か月で受任しました。
当事務所が受任した時点で、被害者の治療は終わっており、賠償請求を残すのみでした。
当職は、お怪我の損害の計算にあたり、骨折の事案で用いる慰謝料の計算表に基づき、計算をしました。
加害者保険会社との交渉の結果、裁判所の基準で示談をすることができました。
【結果】
最終的に、被害者は、治療費等を除いた損害賠償金の獲得額で、100万円を獲得することができました。
弁護士が受任していなければ、治療費を除いた損害賠償金の獲得額は、56万円足らずになる事案でした。
【ポイント】
弁護士に委任することで、裁判所の基準で損害を計算して示談をすることができます。特に骨折の事案においては、顕著な差が出ます。
弁護士に委任することで、治療費等を除いた損害賠償金の獲得額は、金額にして44万円倍率にして1.7倍以上増額できる場合があります。