納車後11か月の高級車に修復歴が残り、評価損を請求し、獲得した事案|たおく法律事務所
2025/01/28
呉市で交通事故被害の救済に注力する、弁護士の田奧です。
今日は、納車後11か月の高級車に修復歴が残り、評価損を請求して獲得した事案を紹介します。
【ケース】
被害者は、自車を自宅駐車場内に駐車し、自宅に居たところ、隣の家の住人が加害車両をバックで車庫入れする際にブレーキを踏み間違えて、自車左側面に衝突されました。3回くらいドンドンドンと音が聞こえたそうです。
被害者は、車を工場に預けて見積もりをもらい、保険会社に対して、修理費用と評価損の請求をしました。
保険会社は、何かと理由をつけて、評価損の支払いを拒絶しました。
被害者は、やむなく、当事務所に相談しました。
【当事務所の対応】
当事務所は、事故後一か月半で受任しました。
当事務所は、まず、修理見積を精査し、確かに修復歴が残る修理が必要になっていることを確認しました。
次に、車検証で納車後11か月で事故に遭ったことを確認しました。
さらに、被害車両が、当時の時価で400万円以上する高級車であることも確認しました。
当事務所は、保険会社に対して、以上の調査結果を伝え、評価損の請求をしました。
【結果】
当職は、保険会社との間で、評価損を修理費用の2割とする示談をすることができました。
示談は、初回相談から約一か月後でした。
【ポイント】
条件がそろえば、弁護士に委任することで、保険会社が否認する評価損を請求し、獲得できる場合があります。
条件がそろえば、弁護士に委任することで、初回相談から約一か月で事件解決できる場合があります。