主婦である被害者が追突事故に遭い、主婦休業損害金を含む損害賠償金を裁判所の基準で獲得した事案|たおく法律事務所
2022/10/17
呉市で交通事故被害の救済に注力する弁護士の田奧です。
今日は、主婦である被害者が追突事故に遭い、むちうちを発症して、主婦休業損害金を含む損害賠償金を裁判所の基準で獲得した事案を紹介します。
【ケース】
被害者は、知人の運転する車に同乗して片側二車線の左側車線を直進中、前方交差点の信号が赤だったので停止線で停止していたところ、加害車両にノーブレーキで追突され、むちうちを発症しました。
被害者は、初めての事故であったこともあり、事故二週間後に当事務所に相談に来ました。
【当事務所の対応】
当事務所は、受任後、保険会社と連絡し、症状が緩和するまで治療することを伝えました。
被害者は、事故後三か月程度通院したところで症状が緩和し、治癒となりました。
当事務所は、診断書等をそろえて裁判所の基準で休業損害金を含む損害を計算し、加害者保険会社に賠償請求をしました。
当事務所は、加害者保険会社と粘り強く交渉し、示談に至りました。
【結果】
示談の結果、被害者は、休業損害金を含む損害賠償金を裁判所の基準で獲得しました。
治療費等を除いた損害賠償金額は67万円程度になりました。
被害者が自分で交渉していたら、治療費を除いた損害賠償金は、25万円程度しか獲得できない事案でした。
【ポイント】
被害者が主婦である場合、弁護士に依頼することで、主婦休業損害金等の損害賠償金が増額する場合があります。
弁護士に委任することで、治療費を除いた損害賠償金額は、金額にして約42万円、割合にして約2.7倍増額できる場合があります。