たおく法律事務所

減収のないシングルの兼業主婦が、満額の休業損害金を含む損害賠償金を裁判所の基準で獲得した事案|たおく法律事務所

お問い合わせはこちら 相続のご相談はこちら

減収のないシングルの兼業主婦が、満額の休業損害金を含む損害賠償金を裁判所の基準で獲得した事案|たおく法律事務所

減収のないシングルの兼業主婦が、満額の休業損害金を含む損害賠償金を裁判所の基準で獲得した事案|たおく法律事務所

2023/02/06

呉市で交通事故被害の救済に注力する弁護士の田奧です。
  今日は、交通事故に遭ったシングルマザーの兼業主婦が、労働者としての減収なしで、満額の主婦休業損害金を含む損害賠償金を裁判所の基準で獲得した事案を紹介します。

【ケース】

  被疑者は、自車を運転して片側二車線の左側の道を直進中,前方交差点手前で先行車が3台くらい停車したので続けて停止していたところ,後続の相手車に追突されました。
  被害者は、整形外科と接骨院に約6か月通院し、症状固定と診断された後、保険会社と事案交渉をしました。
  被害者は、保険会社との交渉がはかどらなかったため、当事務所に相談しました。

【当事務所の対応】

  当事務所は、被害者から委任状を取得すると同時に、保険会社に対して、受任通知を発送して一件記録取り付けの依頼をしました。
  相手方保険会社は、一か月後に一件記録を送ってきました。
  当事務所は、速やかに損害を計算し、相手方保険会社に損害賠償請求をしました。

  被害者は、シングルマザーとして子どもと自分の家事をしながら労働もしている兼業主婦で、治療期間中減収がありませんでした。
  当事務所は、当初の交渉段階から、裁判例の傾向を指摘して、被害者は、労働者として減収がなくても一人で子どもの世話をしているシングルマザーであり、主婦の休業損害が満額認められるべきであると主張しました。

  当事務所は、相手方保険会社との間で、満額の主婦休業損害を含めて、裁判所の基準で損害賠償の示談をすることができました。

【結果】

  当事務所は、被害者のために示談を行い、満額の主婦休業損害金を含む裁判所基準の損害金約153万(治療費等を除く)獲得しました。
  被害者が自分で交渉していれば、治療費等を除いた損害賠償金の獲得額は、57万円程度になる事案でした。

【結果】

  交通事故に遭い、治療が終わった段階で弁護士に委任しても、損害倍書金を増額できる場合があります。
  弁護士に委任した場合、治療費等を除いた損害賠償金の獲得額は、金額にして96万円、倍率にして2.6倍に増額できる場合があります。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。